Eric Clapton (80's)

エリック・クラプトンは60年代から、ヤードバーズ、ブルース・ブレイカーズ、クリーム、ブラインド・フェイス、デレク&ザ・デミノス、といったすべてのバンドで成功を収めてきたが、ソロとしては74年「461オーシャン・ブルーヴァード」以降が本格的な活動となる。

年に1枚アルバムをリリースするペースが70年代の間は続き、すべてのアルバムがトップ30内を記録するが、ヒットの面からいえば80年代以降の方が好成績をあげている。

80年の「ジャスト・ワン・ナイト」は武道館でのライヴを収録したものだが、大ヒットを記録し、幸先の良いスタートを切った。

また85年の「ビハインド・ザ・サン」は、当時人気絶頂のフィル・コリンズを迎えたこともあり、注目を浴び、続く86年の「オーガスト」でもフィルがプロデュースを担当、ティナ・ターナーとのデュエット曲、映画「ハスラー」の主題歌、さらにはYMOのカバー「ビハインド・ザ・マスク」などを収録、大いに話題を集めた。

August

August

チャート記録を見てもわかるように、ライヴやベストを含みながらも順調なリリースとヒットを続け、そして90年代のブームともいえる現象を引き起こすが、コンテンポラリーなロックを指向していた80年代の作品群も忘れがたい魅力がある。


<シングル>
Layla (Re-issue) (82,No.4)*1
I shot the sheriff (Re-issue) (82,No.64)
The shape I'm in (83,No.75)
Forever man (85,No.51)
Edge of darkness (86,No.65)*2
Behind the mask (87,No.15)
Tearing us apart (87,No.56)*3

*1 Derek and the Dominos
*2 Eric Clapton featuring Michael Kamen
*3 Eric Clapton and Tina Turner


<アルバム>
Just one night (80,No.3)
Another ticket (81,No.18)
Time pieces - The best of Eric Clapton (82,No.20)
Money & cigarettes (83,No.13)
Backtrackin' (84,No.29)
Behind the sun (85,No.8)
August (86,No.3)
The Cream of Eric Clapton (87,No.3)*4
Journeyman (89,No.2)

*4 Eric Clapton & Cream


<公式サイト>
http://www.ericclapton.com/