Kate Bush

イギリスが生んだ傑出した異能の一人、ケイト・ブッシュ。
彼女は13歳から作曲を始め、10代にしてピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアに見出され、アルバム「The kick inside」（78年・英3位）、シングル「Wuthering hights」（英1位）でセンセーショナルなデビューを飾る。

同年、セカンド「Lionheart」（英6位）もヒットさせ、80年代へと突入する。

80年サード「Never for ever」以降は常にアルバムをトップ3に送り込むなど、どちらかといえばアルバム・アーティストとしての名声を獲得していく。
とりわけ82年作「The dreaming」は、ヴォーカル録りに72トラックを駆使し、発狂したとの噂まで起こるほどの意欲作で、話題を呼んだ。

The Dreaming

86年シングル「Don't give up」は、その「The dreaming」のサウンドに影響を与えたと言われるピーター・ガブリエル（79年の「Ⅲ」でも共演）とのデュエットで、打って変わって印象的なバラードを聴かせている。

＜シングル＞
Breathing (80,No.16)
Babooshka (80,No.5)
Army dreamers (80,No.16)
December will be magic again (80,No.29)
Sat in your rap (81,No.11)
The dreaming (82,No.48)
Running up the hill (85,No.3)
Cloudbusting (85,No.20)
Hounds of love (86,No.18)
The big sky (86,No.37)
Don't give up (86,No.9)*1
Experiment IV (86,No.23)
The sensual world (89,No.12)
This woman's work (89,No.25)

　*1 Peter Gabriel and Kate Bush

＜アルバム＞
Never for ever (80,No.1)
The dreaming (82,No.3)
Hounds of love (85,No.1)
The whole story (86,No.1)
The sensual world (89,No.2)