Communards

ブロンスキ・ビートを脱退したジミ・ソマーヴィルとリチャード・コールズによるデュオ。コミュナーズのバンド名は、1870年に軍隊がプロシアへと遠征している間に自治活動をしたために虐殺されたパリ市民の名称から取ったらしい。

基本的にはブロンスキ・ビート時代同様のエレポップに、ピアノやチェロなどクラシカルな要素を加えたもの。テルマ・ヒューストンのカバー・シングル「ドント・リーヴ・ミー・ジス・ウェイ」や「さよならは言わないで」などヒットさせ、成功していたブロンスキ・ビートを脱退してもその実力を見せつけた。

Communards

Communards

本人たちがゲイであったこともあって、とりわけゲイ・コミュニティには圧倒的な人気を誇ったが、マイノリティとしてのメッセージ性は広く受け入れられたといえる。

88年までにアルバム2枚を残して解散した。


<シングル>
You are my world (85,No.30)
Dischanted (86,No.29)
Don't leave me this way (86,No.1)*1
So cold the night (86,No.8)
You are my world ('87 Remix) (87,No.21)
Tomorrow (87,No.23)
Never can say goodbye (87,No.4)
For a friend (88,No.28)
There's more to love (88,No.20)

*1 Communards with Sarah Jane Morris

<アルバム>
Communards (86,No.7)
Red (87,No.4)